暴かないで 憂いのタネ 優しさの殻 剥がないで 骨に染み込む 雷の河 果つる、手折る、競うが如く 沈めないで 有為のハネ 磯馴れなる沙羅 歪みしも 嫉み凍み寄る 盃の禍は 跳ねる、駆ける、騒ぐが如く 十の数だけ キミよ 安らげ 永久に 其方へ 阿諛なき語り 此の代 現世 仮の瀬戸