月並みブラッディツキナミブラッディ
自分に正しさを課すことが
一握りの正義だと 信じていた
曖昧に見える
融け出す
ふわりと 君が見えた
投げ出しても 後悔しないのなら
何処かに閉じ篭ること ソレさえ
月と波が 引き合うような
面影を映した水平線
喩えを間違った小指に結ぶ
赤き糸に ハサミを入れよう
世界は私に無断で
アナタからは一つの返事も無く
現実の境から
サナギを 破る蝶が
睨み付ける最初の 景色には
朝露滴る 懺悔・戸惑い
悲しみに次ぐ感情が舞い
遅れて仕合せを呼ぶ潮風
未来を見限った小指に結ぶ
赤き糸が 血を流していた
投げ出しても 後悔しないのなら
何処かに閉じ篭ること ソレさえ
月と波が 引き合うような
面影を映した 水平線
喩えを間違った小指に結ぶ
赤き糸に ハサミを入れよう