カケラチカラカケラチカラ
弾き出されたナニカの欠片
この胸の螺子だった
厳密なハナシなんて 要らない
ただ一言 "それでイィ"と
"マトモだ"と
言葉では何とだって云えるケレド
あと一歩 本音に踏み込めば
流れてく幻想
風が吹き散らしたアトの上に立つ
押し付け合う何気ないカラー
あのヒトの色だった
錯乱の果て 見えないチカラで
押さえ付ける正義感
"旅立ちは始まりじゃない"と
追い越してゆく風
正しいものとは限らない
淀みの中から 生まれて
揺り篭の中に戻れば
其処がハジマリの地
どれだけの星 見送り
空が赤く染まるのを見て
僕らは暮らしの一部に組み込まれてく
風が吹き散らしたアトの上に立つ