胸懐キョウカイ
幼い頃 見上げたソラは遠く
何処までも続く 無限の悠久
二人交わした約束は 秘め事に似て
今も記憶に 小さな花を咲かせています
送り火は この谷を吹き抜ける風に揺らぎ
真昼の穏やかさが 嘘のよう
胸に残る
寂しさが懐かしさ塗り潰し
君を呼ぶ声だけが..
指に触れる
確かな強さで 彼岸を彷徨う
雨は立ち止まる私に 語り掛けます
此処から先は 晴れ渡る夜空が広がると
送り火は この谷を吹き抜ける風に揺らぎ
真昼の穏やかさが 嘘のよう
胸に残る
寂しさが懐かしさ塗り潰し
君を 君を呼ぶ声だけが..