Reminderリマインダー
ヒトの境界は 白のラインが引かれた
とても あやふやな
限界を思い知る時
個のカタチは崩れてしまう
信じていた強さはまやかし
ずっと寄り添っていたのは 弱さでした
立ち止まり 光を振り返る
そこは奈落の一歩手前
炎から
選択の時が来た
私は一人 黒の天板を見上げる
人の信頼は 一方通行の押し付け
誰もが不安 覚える
臨界の信号を受けて
彼女が目を醒ませば
悲しみの底を知らぬ影が
たった今 領域 侵し 手を握る
ヒトは
引き換えに痛み引き受けて
鳥籠の鳥は歌う 闇の中でも
常しえ願う
新たな答え探して 飛び立つ
立ち止まり 光を振り返る
そこは奈落の一歩手前
炎から
選択の時が来た
私は一人 黒の天板を見上げる