玉兎ギョクト
下弦の月が ソラ高く昇る頃
焼き付いたキオクの カギを握り締めた
静けさの中に 聴こえくる声は
やわらかな月の光のように
これからアナタが 何処へ行こうとも
私は決して アナタを忘れはしない
他人という
小さくて果敢無い花は 手折られてく
失うことは いつも 難しくはない
静けさの中に 聴こえくる声は
やわらかな月の光のように
これからアナタが 何処へ行こうとも
私は決して アナタを忘れはしない
このソラの何処か 続きがあるなら
もう一度 優しい声 待ちたい
いつでも ココロのスミ 空けています
見上げる度 浮かぶ あのヒカリのように