タダシキモノタダシキモノ
愛の無い箱が この場所で
必要とされる日が来るというなら――
ワタシを踏み越えてゆくもの
それらが 世界のタダシキモノとして
陽射しに守られることを願う
片付けられぬ思いだけが
この鏡の中で 繰り返されるから
愛の無い箱が この場所で
必要とされる日が来るというなら
お仕舞いを巻き戻して
願いを ただ言葉に.. 許されるなら
旅路の果てを見詰める神
好かれと
理由に目を瞑ったまま震え
嘆きと弱さが この箱を
満たしてく現実 月は昇るけれど
愛の無い
その気持ちがいつになっても分からず
理解したくて痛みに
触れてみた でも謎はナゾでしかなく
愛の無い箱が この場所で
必要とされる日が来るというなら
お仕舞いを巻き戻して
願いを ただ言葉に.. 許されるなら