カラクレナイカラクレナイ
私は地平の先で 朽ち果てたいと
願っていた ずっと..
明けては暮れ
解き放て 悔やみ続ける
唐紅の空が白く染まり
やがて
その時まで この身に
風は 吹き消し 去り
それらを定めと信じて
魂の名は いついつまでも
永きに渡る残り火となり
夢見ては 目覚める心残り
あなたが浮かべる その穏やかさを
掴み損ね嘆く そんな朝はもう要らない
守りたくて この手は
行く道は 目印もないけれど
誰かの影を追うような
それだけの
あなたにも私にも変えられぬ
そう 解き放て 悔やみ続ける
唐紅の空が白く染まる
やがて
その時まで この身に