春雨ハルサメ
仰いだ空は 少し灰色
振り返れば 海に沈む夕日
向かう輝き 映しながら
まだ見ぬ声を懐かしく感じた
人はどちらかを選べと云う
だけど私は知らない
"自分らしい"ワタシが
いま何処に居るのか
時計の針は 音もなく振れ
跪いて 風はその
消えゆくことで 惜しまれるもの
それらは確かに 失われる
その共鳴に引き込まれぬように..
叫び願うこと 姿を変え
他に類を見ないほど
激しい春の雨に溶け
やがて海へと
この夢の続き
虹を架け 飛び込もう
叫び願うこと 姿を変え
他に類を見ないほど
激しい春の雨に溶け
やがて海へと
まだ見ぬ声を..