真理値シンリチ
呼び出すパッケージ
後ろめたさ一つ取っても 正常とは程遠い
私たちは消えた変数の
ナゾを追い掛け 不正な条件を見落とした
人は求めるケレド
人は求めたものの外に目を向けず
真偽の片側だけを手に取って――
蔑まれるだけの私は その重さを軽んじて
指先で
足音のする世界が 首に
左手に乗せたリンゴと
右手で掴む弓と
この両手で掬えるものは如何ほどか
真偽の片側だけが目に見える
呼び出すパッケージ
後ろめたさ一つ取っても 正常とは程遠い
私たちは消えた変数の
ナゾを追い掛け 不正な条件を見落とした
人は求めるケレド
人は求めたものの外に目を向けず
真偽の片側だけを手に取って――
蔑まれるだけの私は その重さを軽んじて
指先で
足音のする世界が 首に
左手に乗せたリンゴと
右手で掴む弓と
この両手で掬えるものは如何ほどか
真偽の片側だけが目に見える