織姫Liteオリヒメライト
君と聞いていた落雷 遠ざかる
今さらだとか 何だとか
掻き消された声 眺めた灰色 制御不能
削れゆく安寧は 取り留め無き
誘導されるだけの僕らは
この
欲の隙間に落とした
敬虔を盾にして 変革を拒む者よ
本能から騙し取った希望も
鏡に映した羊の
繋いだ
真実が 何処にあるかを探すなら
星は流れるのだろうか?
誰かの願いを 乗せたまま 空を駆け下りて
今日が最後だとするのなら 夢現に彷徨って
引き換えに出来る何かを 探しているから
羨望を身に纏い 殻を破らぬ愚かさ
要請から始まった物語
君と僕には
眠れぬ夜に紡いだ
この
いつか人は かけ離れた者も愛せるだろうか..?
この
欲の隙間に落とした
敬虔を盾にして 変革を拒む者よ
本能から騙し取った希望も
鏡に映した羊の
繋いだ