summer
scopeサマースコープ
立ち止まれば
荒唐無稽に聞こえるかもしれない
兎を追い掛けて
トナリには会ったこともないキミが
挨拶も無しに捕まれた腕を
振り解きもせず
どうして この坂道を
海に向かってるんだろう?
何かが 胸を締め付ける
解き明かせば ホドケル?
そこまで単純じゃないと知っていて
大人に成ると決めたのは
"子どもの限界"に傷付いたから
彼らは僕を守ってくれたケド
僕が あの日
守ろうとした気持ちまでは
守っては くれないんだと
目指すべき 背中が見えた
見覚えのある夕焼けが
たくさんの星に囲まれて
挨拶も無しに捕まれた腕が
今も
どうして この坂道は
キミに向かってるんだろう?
何かが 胸を締め付けてる