謳歌オウカ
闇を描く者は 数限りなく
光 謳う者を 妬み続ける
携えた苦しみ 吐き出そうと
心の途上に 刻み付けたシルシ
輝く星に成りたかったのだと
誰かの言葉 借りて呟いた
それは とても浅い場所に
甘く
成りたいモノに 成れたら良いのに..と
ソレが叶わぬ夢と 知った時に
飛び去った後の 羽だけが残った
淡く波立つ心に 傷付けば
突き放して 見ないフリを貫き
繰り返すうち 日々 見失って
輝く星に成りたかったのだと
誰かの言葉 借りて呟いた
それは とても浅い場所に
甘く
他の誰かには成れないのだから
今日を "ワタシ"として 踏み締めてゆく