星の源へホシノミナモトヘ
カタチを成して
影を得る それらとは
どこか違って見えた
私の言葉だけが
踏み締めた土の感覚は
体に伝わって零れてゆき
詰り
還りたがっているのだろう
取り留めもなく
今は無き痕跡を
追い掛けては見失い
辿り着く その場所は
定めの名の下に消ゆ
ソラの源に成れたなら
この星の外側にあるという
時の歯車を回す素粒子の
一つに出会えるだろうか
踏み締めた土の感覚は
体に伝わって零れてゆき
詰り
還りたがっているのだろう