理想科学リソウカガク
原理に則した 神風の通り道で
置き去りにした機影が
充足の月日から 真実 掻き消して
今 夜明けを呼び覚ます
科学の擬音が
最果ての地は
手折ってしまうのだろうか..
降り止まぬ雨は 不実から生まれたユメ
体系から外された
予言にも似たカケラ
黄泉路辿る場所に キミは居ない筈なのに
真偽を
彩られた体制に積み重なる粒子
沈む輪郭 アカに染まる
兆しを残せるだろうか..
科学の擬音が
最果ての地は
手折ってしまうのだろうか..