レグルスレグルス
6月の欠片 そっと受け止め
何かから引いたものだけ持ち去って逃げようか?
悠久の
それが
例えば 0立方メートルの箱の中
足掻いてるだけの存在なんだとしたら
この世界では「ナカッタコト」になるのかな?
きっと 消し掛けた言葉を 紡ぐ勇気もなくて
星空降る夜に 傷を
時を巻き戻せたとしたら レグルス 何を願おう?
果てしなくて すぐ傍にあったソレは
後ろ向きだった僕の 最後の問い掛けになるだろう
7月の涙 やっと
何処かから吹いた風だけ残して雲は去った
戸惑いの夕暮れも 晴れやかな朝日も
正しく 世界を見ることが出来たなら
アレだって ソレだって 目新しいと
気付きが 僕らの
きっと
星空降る夜に 傷を
時を巻き戻せたとしたら レグルス 何を願おう?
果てしなくて すぐ傍にあったソレは
後ろ向きだった僕の 最後の問い掛けになるだろう
6月の欠片 そっと受け止め
何かから引いたものさえ 温めて守れるなら
きっと 消し掛けた言葉を 紡ぐ勇気持てると
星空降る夜を 見上げて僕らは目を閉じるだろう..